スピーカーキットのための工具

木のハガキで作る英国モニターミニキットを製作される方は参考にしてください。

キットは特殊で高価な工具を使わずに製作できるように設計しました。ほとんどはホームセンターやアマゾンで入手できると思います。きっと代用できるものは身の回りにたくさんあるはずなので全部そろえなくってもなんとかなります。100円ショップで代用できる物も併せて紹介します。

カッター類

デザインナイフと普通のカッター。黄色いオルファ製がおすすめです。バリを取ったり、両面テープやマジックテープを切ったりします。両方必要です。

カッティングマット

A4サイズが使い易くおすすめです。100均にあります。

ピンバイス

細い刃から太い刃まで使える上のピンバイスが便利です。

今回使用するドリルは、0.7、1.5、2.0、3.0ミリです。

ピンセット

上の鶴首タイプが一本あれば十分です。接着剤の拭き取りや両面テープ作業などで使用します。100均にあります。

プライヤー

今回はバッフルのホチキスを製作するのに使用。ギザギザのないタイプです。今回の作業では安い物で十分です。一番上は以前ダイソーで買いました。

金定規

30センチと15センチの両方を使います。100均にもあります。

ロールペーパー

#180(#150でも可)と#320の粘着式のロールペーパー2種。当て板にぴったり貼って使えるとても便利なペーパーです。#400も売ってますが研磨力が違うので#320がいいです。ホームセンターで500円程度、これはぜひそろえたい工具です。

当て板

スピーカーボックスのヤスリがけに必要な当て板、大小。左はアクリル製です。硬くて最適です。アクリル屋さんやホームセンターでカットしてもらうと便利です。写真は厚さ20ミリ、130ミリ×65ミリです。65ミリなのはロールペーパーの幅に合わせたからです。小さい方は自分の手に合うサイズで。エンクロージャーの平面とエッジをしっかり出すにはこのような単純なブロックが適しています。市販されているクッション性のあるものはおすすめできません。当て板はフラットな面にヤスリがぴったり貼れているかが重要です。 それだけで仕上がりは全くちがいます。

アクリルをカットしてもらうと3千円以上するかもしれません。高いので木材で代用しましょう。写真右のように木材にプラ板を貼ったものなら数百円でできます。プラ板を貼るとペーパーがぴったり貼れます。簡単なので製作法を説明します。

当て板の作り方

面相筆

ツイーター部分の塗装と接着に使います。先が細くまとまっていれば安い物でOKです。タミヤの200円位のものはおすすめです。

塗料

手前はタミヤのエナメル塗料とうすめ液。つや消し黒とクリアーです。ツイーター部分の細かい塗装に使っています。失敗しても拭き取れるエナメルを選びます。これは細かい部分なので塗装しなくても大丈夫です。絶対必要な塗料じゃありません。

スプレーはバッフル塗装用です。ラッカー系のセミグロスブラック(半つや黒)と半光沢クリアーです。両方とも半つやを選びます。失敗した場合に備え、Mrカラーうすめ液も用意します。このうすめ液はツイーター部品の接着にも使用します。ホームセンターのラッカーうすめ液は代用できません。バッフルはABS樹脂なので拭くと溶けてしまいます。  半つや黒塗装の表面はとても弱いです。手で触っているとつやが変わってしまいます。半つや黒の上から半つやクリアーを吹きつけコートします。これでいい感じのつやになります。スプレーはホームセンターの300円くらいの物での代用はおすすめしません。吹き圧やノズルよってはきれいに塗装できません。半つやのスプレーもおそらく置いてないと思います。半つや黒をすすめるのは色を乗せやすいからです。ここはGSIクレオスのMr.カラースプレーがおすすめです。模型店やアマゾンやヨドバシで買えます。カースプレーなどを使う場合はつやあり黒+つや消しクリアーがいいでしょう。エアーブラシでもOKです。

オイルフィニッシュ塗料

ワシンのオイルフィニッシュ用塗料が扱いやすくおすすめです。ホームセンターで1000円くらいです。置いてなければアマゾンで。

 

金属用ニッパー

ステンレス線を切る金属用ニッパー。100均で売っています。

プラ用又は軟金属用ニッパー

刃先の鋭いプラスチック用や軟金属用ニッパーでサランネットの製作であるととても便利です。ホームセンターで400円くらいです。金属を切ると刃が簡単に欠けてしまうので注意が必要です。これは100均にはないかもしれません。

棒ヤスリ

細かい穴周りのバリを取ります。左のセラミックヤスリは100均で購入できます。

スポンジペーパー

バリや塗装面のほこりの除去、パーツのエッジを丸めたりします。細かい番手がいいです。ホームセンターにある3Mのウルトラファイン(800~1000番)とマイクロファイン(1200~1500番)がおすすめです。タミヤも各番手がそろっています。一種類ですませるなら青いウルトラファインかタミヤの1000番です。

マスキングテープ

幅15ミリくらいの物が一本あればいいです。仮組みや固定に使います。

両面テープ

剥がし易い定番のナイスタック一般用の5ミリ幅。これがあれば大丈夫。市販の両面テープは粘着力が強く、貼り直しが困難ですし、のりが残りやすいのでこのテープを使うのが無難です。文具コーナーにあります。200円程度。

 

瞬間接着剤

中粘度の瞬間接着剤。ブラシ付きは便利です。特にオススメは左の100均のダイソーで売っているタイプです。

さらさらタイプは使いません。今回の製作では粘度が重要です。

硬化促進剤

スプレータイプを使います。粘度の高い瞬間接着剤は固まるのが遅いのでこれを吹き付けて一瞬で硬化させます。今回はホチキスの接着などで使います。固まるまで手で押えて待つなら買わない手もあります。

大きいサイズはアロンアルファとアルテコで2,000円くらい。値段も高いですし、そんなに量はいりませんのでウェーブの瞬着硬化スプレーがおすすめです。ヨドバシやアマゾン、模型店で400円台で売っています。

 

エポキシ接着剤

エンクロージャーはウォルナットですが、組み立てはすべてエポキシ接着剤で行います。5分と30分硬化型の2種類が必要です。90分硬化型もありますが代用はおすすめできません。接着剤の使い勝手が全くちがうからです。ここは国産メーカーのコニシやセメダインが安心です。硬化不良を避けるため混合にはデジタルはかりを使います。僕はオルトフォンの針圧計で代用してますが、デジタルはかりはホームセンターやアマゾンで1,000円くらいです。

アルコール

エポキシ接着剤の拭き取りに使います。安全のために消毒用エタノールがおすすめです。大ビンは¥600くらいですが、100mlの小ビンなら¥300です。

ガラス板、たたき台など

エンクロージャーを組み立て接着するときは、平らな金属板やガラスの上でします。鉄のたたき台はホームセンターで1,500~2,500円くらいです。わざわざ買うよりもTVラックのガラスなどをはずして使いましょう。

ドライバー類

プラスドライバー、大小。

マイナスドライバーはサランネットの製作に必要です。写真くらいの大きさのものが使い易いです。

プラ板

0.3~1.2ミリのタミヤのプラ板セットがおすすめ。当て板を作ったりクリアランス調整などに使います。

余ったぶんはスプレーの試し吹きに使います。ヨドバシでは328円でした。あると便利です。

直角を出す工具

スピーカー本体を組み立てるとき、直角を維持して接着するために必要な工具です。大きめのスコヤやアクリルブロックがあれば理想ですが、代用品のLアングルを使いましょう。ホームセンターで10センチくらいにカットしてもらえば使い易いです。価格も400円くらいです。その他の代用品としては、ホームセンターの金属コーナーにあるアルミや真鍮のサイコロやブロックです。

ステンレス線 0.55ミリ

キットにはバッフルのホチキス用として必要分が同梱されていますが、瞬間接着剤を点付けするときなど頻繁に使います。ホチキスの製作で足らなくなったときのために0.55ミリのステンレス線を買いましょう。ホームセンターにあります。100円程度です。ダイソーにもありました。

クッションシート

製作中のキャビネットなどを傷つけないため、クッションシートの上で作業します。100均にあります。

あると便利な工具

静電除去ブラシ

タミヤの静電除去ブラシ。塗装前のホコリを取ります。実売1,300円くらいですが価格以上の価値があります。

きれいな塗装面のために持ってると便利です。

プライマー

ツイーター部分は金属メッシュを使いますので下塗りに吹き付ければ塗料の剥がれを防止できます。プライマー入りサーフェーイサーを吹くのが最も簡単です。ソフト99のプラサフはホームセンターにあります(600~900円程度)。おすすめはタミヤで300円くらいです。完成後ツイーター部分をさわらないように注意するなら吹かない選択もありです。

ビン入りメタルプライマーはツイーターのステンレスメッシュの接着に使うと便利です。これは作り方のページで説明します。

アイルーペ

3~5倍が使いやすいです。今回はホチキスを入れるとき使うと、とても作業が簡単です。国産ならホームセンターで¥500程度です。人気のハズキルーペをお持ちなら、そっちのほうがいいと思います。僕は持ってないんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

以下続く