当て板の作り方
当て板はペーパーヤスリをかけるとき、一番重要な工具です。
硬くてフラットな板にぴったりペーパーを貼ってヤスリがけすることで、精度の高い面出しやエッジを立てることができます。
写真下は20ミリのアクリルブロックで最適ですが、上の木材を使った簡単な当て板の作り方を説明します。
用意するものは、タミヤのプラ板セットの中の1.2ミリ板と厚み20ミリくらいの木材です。150×65ミリくらいの大きさが持ちやすいのでホームセンターでカットしてもらいます。65ミリは3Mのロールペーパーの幅に合わせたからです。まずプラ板を木材より少し大きめにカットします。
30分のエポキシ接着剤で貼り合わせ、はみ出した接着剤をアルコールでよく拭き取ります。クランプするか本などを重しにしてずれないように時々確認します。
端面をきれいにヤスリ掛けして整えたら板ガラスの上にロールペーパーを貼り、プラ板面の平面を出して完成です。
木目の細かい硬い木であればプラ板を貼る必要はないですし、面出しのみで大丈夫ですが、ここはエポキシ接着剤を使う練習を兼ねて作ってみると硬化時間の感じもつかめていいかなーと思います。
キットにはウォルナット板の小さな当て木がおまけで付属しています。こちらは5分硬化エポキシでプラ板を貼ってみましたが、そのまま使ってもいいでしょう。あと身近な代用品としてシャーペンの替え芯の四角い箱が使えます。