英国モニターキットの説明書

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③上下板の磨り合わせ

磨り合わせ調整のために裏板を下にずらしてテープで止め、樹脂バッフルもビスで仮留めします。上下の板を合わせると少し浮いているはずです。樹脂バッフルと平行になるようにヤスリで調整して合わせます。

小さい当て板に#180ペーパー(#150でも可)を貼り、ピタっと面に押し付け一方向にヤスリをかけます。傾斜面の真上を指が滑っていくようなイメージです。左右に手を動かしてヤスリをかけると均一に削れません。板の裏に金定規を両面テープで貼っておき、均一に削れているかの目安にします。作業は10回ヤスったら金定規との並行を確認し、本体に合わせておさまりを確認するような感じで進めていきます。この作業は文章で読むと難しいと感じるかもしれませんが小さい当て板を使うこととゆっくり作業するとクリアできます。小さい当て木は付属しています。

ヤスリをかけて調整していくとバッフルと板が並行になってきて、おさまりがよくなったら完了です。上下板の調整が終わったら樹脂バッフルははずしておきます。

 

④上下板の接着

3面に接着剤を塗り、磨り合わせた板を貼ります。ここは30分硬化型を使います。拭き取りと位置合わせで時間がかかるからです。

アルコールでスミまできれいに拭き取ったら、上に板より幅の狭い軽めのブロックや箱などで重しをしながら指で位置調整をします。硬化し始める20分くらいに位置確認しながら押さえ硬化を待ちます。こんな感じで指で微調整して貼ると正確に接着できます。

接着が終わったらマスキング止めしてある裏板をはずして同じように反対側を接着しました。裏板が無い方が拭き取りや微調整がやり易いからです。

最後に裏板を接着して終わりです。端子の彫刻が表にくるように確認してください。ここは30分硬化型を使いましょう。適度なテンションがかかる重しをして歪まないように貼ります。ハタガネの場合は板をはさんだりして一箇所に力がかからないように調整します。

⑤仕上げ

端子のプラスマイナスは彫刻してあるので、ラッカーの黒でスミ入れしておきます。黒の缶スプレーを紙コップに噴出し、Mr.カラーうすめ液で希釈して流し込みます。

当て板を使って箱の仕上げです。まず#180(か#150)のロールペーパーで出っ張っている部分を削って面を出します。ヤスリは木目方向に沿って動かします。そうしないと深いヤスリキズが残ってしまい消えません。次に#320で箱の仕上げをします。

 

お手軽なオイルフィニッシュ仕上げを説明します。オイルフィニッシュ塗料を塗りウエスなどで拭き取ります。これでも十分きれいなので箱を完成としてもいいですが。

このあと3Mの青いスポンジペーパー(ウルトラファイン)を適当な板に貼って塗料のツヤが消えるように全体にヤスリがけしたら、エッジを軽くなでて0.2Rくらいをつけます。

もう一度オイルフィニッシュをしてよく拭き取り、そのままウエスで磨き込むと控えめなツヤが出てさらにきれいになります。お手軽ですがおすすめです。

もっとペーパーの番手を上げてツヤを出したり、木目を埋めたりオイルフィニッシュの仕上げ方はいろいろ好みで楽しめます。

箱が完成したら、忘れないうちにサランネットとサラン用板を箱に入れ、クリアランスを確認します。きついようなら端面をヤスって調整します。

 

⑥フロントバッフルの仕上げ

マジックテープを留めるホチキス穴は最初から開いていますが全て0.7ミリドリルを通しておきます。裏に磁石を入れ瞬着を流し固定します。必ず向きをそろえますこの磁石はサランネットを着脱するためのもので、つまりマジックテープはダミーなのです。

 

バッフルは黒ABS樹脂製です。塗装に備え水研ぎして仕上げます。黒はキズが目立つので耐水ペーパー#1000まではかけて、よく洗浄して乾燥させたら半ツヤブラックを吹きます。写真はエアブラシを使ってますが、缶スプレーが便利です。このあと半ツヤクリアーを吹いてツヤを整えます。半ツヤ黒の塗装面は弱いのでコーティングの意味もあります。


 

 

 

 

 

 

 

⑫サランネットの製作

 

ネットを貼る前に上側3個、下側2個の磁石を入れて瞬着で固定します。必ずバッフルと引き合うように向きを確認してから接着剤を流します。細い溝が一周まわっていますが、コードを使ってサランネットを押しこんで止めていきます。

外側の枠に5ミリの両面テープを貼ります。スミの段落ち部分にも小さくカットした両面を必ず入れてください。

サランの上に置き、上下とスミの両面をはがします。軽いテンションでサランを張った状態で両面テープに貼り付けます。

マイナスドライバーで端から付属のコードをサランの上から溝に押し込んでいきます。仮止めです。

次は残りの両面をはがし、表のたるみがなくなるように軽くひっぱりながら両面テープに止めていきます。なんどもはがしながら調整できるので表面のたるみは割りと簡単になくなります。左右も同じようにコードを入れれば仮止めができました。コードの先端は1センチくらい長めにしておきます。

ネットを引っ張りながらマイナスドライバーで段差の中に押し込みます。押し付けているとくせが付いて段々収まってきます。

粘度の高い瞬着を2滴くらいステンレス線で根元に染み込ませます。硬化促進剤を吹いて硬化させます。さらさらの瞬着を使うと表にまで染み出して失敗します。

作業しやすいようにコードを少し起こして、プラ用ニッパーでサランネットの根元をカットします。ニッパーでこれくらいきれいにカットできます。

コードをカットし、ドライバーで押し込みます。さらに根元に一滴瞬着で補強します。

接着剤の盛り上がっている部分をデザインナイフでカットします。最後にコードの際をネットを軽く引っ張りながらカットします。この作業は新品の刃先で行います。

コードを使ってきれいに処理できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下続く

作業工程は更新していきます。